2009年02月14日
歯科医療と成熟
皆さん、こんばんは。院長の北山です。昨日は、小樽での講演会でした。
とても勉強になりました。義歯治療では、お困りの先生が多いのは、やはり日本全国
変わりません。1時間ほどの講演でしたが、有意義な時間でした。
懇親会の席で、ある年配の先生が、「この10年の中で、いい内容の講演会だった
ね」とお褒めに言葉をいただきました。ありがとうございます。
1年半前のダイアリーです。
19日(日)の道歯学会で、歯科医療の信頼と可能性を考えるうえで、私は、大きく2つの原因を解決できれば、歯科医療はすばらしいものに成長するのではないかと思います。
その中で、特に最近の患者さんから学んだことです。
やはり、お口のことで、悩んでいるひとは、多いこと。歯科医師、歯科医療に対して、信用、信頼がないのか、患者さんとのコミュ二ケーションがとりにくいことです。
原因は、いろいろあると思いますが、私が考えていることは二つです。
1、患者さんが、自分のお口のなかをしっかり把握していないこと。
これは、たぶんにわれわれ歯科医師が、患者さんに十分にお口の現状を説明していないこと、患者さんが、歯に対して、関心がないことが大きいと思います。
2、われわれ歯科医師が、技術を発揮できていない。
すなわち、患者さんが、満足していないということ。
これは、特に義歯治療に言えることで、結果がでると、どんなひとでもコミュ二ケーションがとりやすくなります。
他の治療でも一緒です。やはり、歯科技術を磨くことは、とても重要です。もちろん、ひととして、心のある対応が大事なことはいうまでもありません。
昔は、来院した患者さん、すべて幸せにできたらという思いがありました。しかし、みなさん、価値観、見てきたもの、生活習慣、すべて、違います。思いが強いと自分の悩み、苦しみなります。
大事なことは、たんたんと、目の前のことを一生懸命に取り組むことです。
岩田 健男先生から、聞いた言葉です。
「成熟」のための2条件
1、技術を発揮できるか。
2、ちがう価値観を有する患者さんを包容できるか。
今、困っているひとを目の前にして、よくお話を聞いて、まるごと受け入れて、自分の持てる技術力を発揮して、早期に解決する。ひとのことをどうこういうまえに、自分が光になることの大切さを感じます。
そして、謙虚になることの大切さを感じます。ひとりでは、成功しません。たくさんの方(病院のスタッフ、歯科技工士、たくさんのおかげさま)の協力と患者さんのみずからよくなろうという意思が、成功の鍵になります。
自分はたいしたものではないということを自覚します。
自分が変わることの大切さを知りました。未来に向けて、自分をいかに磨いていくか、向上させていくか、成長させるかということを認識できました。
ひととして、一仕事人として、一歯科医師として、淡々と、いつもニコニコ笑顔でこなす。そういうひとに憧れますし、そうなりたいと日々精進しています。
ひとは、お互いにささえあって、ひととひとのあいだにいるから、人間なんだと思います。
18日(土)の午後、道歯学会の特別講演 「輝きのあるオフィスを求めて あなたの医院は健全ですか?」という題で、明海大学歯学部教授 赤石 健司先生と同じく教授 安井 利一先生のお話があります。
赤石先生の抄録の中に「患者さんの立場から歯科医院選別化」を考える
少し抜粋します。
患者さんの口腔保健状態の把握、維持・向上認識には大きな差異が存在します。この原因は、行政・歯科界のよる永年の国民口腔保健教育の怠慢でもあり、欠落でもあります。
また多様化する国民の全生活部面における価値観・基準の変化にも起因しています。
歯科界における喫緊の課題は「患者さんへの口腔保健教育の拡大深化」であり、「口腔保健という生活部面のプライオリティ(優先順位)向上」といえます。極小化を図る政府の保険診療体制変革に対抗し、国民の広範な支持と共感を得ることこそが最も重要と考えます。
要するに歯科医療は、患者さん、国民ひとりひとりが、より豊かに生活を全うすためにとても大切なもので、歯科医療情報をもっとたくさん供給することが、歯科医療者としての倫理の実践ともいえるのです。
「塾に行かせる前に歯の矯正をしよう」「海外旅行の行く前に歯を治そう」
「車を買い替える前に歯を治そう」「ブランドバッグを買う前に歯を治そう」
「振袖を買う前に歯を治そう」「ゴルフセットを買い替える前に歯を治そう」
これこそがプライオリティの変革なのです。
「差別化」の要諦は他の生活部面との「差別化」であり、近隣の歯科医師との弱肉強食の戦いなどではありません。
歯科医療の価値観、すばらしさをひとりでも多くのかたに知っていただけるよう、自分にできることがあれば、精進していきたいといつも考えています。
歯科医療をこれからも熱く語っていきたいです。
たくさんの方に感謝です。ありがとうございます。
とても勉強になりました。義歯治療では、お困りの先生が多いのは、やはり日本全国
変わりません。1時間ほどの講演でしたが、有意義な時間でした。
懇親会の席で、ある年配の先生が、「この10年の中で、いい内容の講演会だった
ね」とお褒めに言葉をいただきました。ありがとうございます。
1年半前のダイアリーです。
19日(日)の道歯学会で、歯科医療の信頼と可能性を考えるうえで、私は、大きく2つの原因を解決できれば、歯科医療はすばらしいものに成長するのではないかと思います。
その中で、特に最近の患者さんから学んだことです。
やはり、お口のことで、悩んでいるひとは、多いこと。歯科医師、歯科医療に対して、信用、信頼がないのか、患者さんとのコミュ二ケーションがとりにくいことです。
原因は、いろいろあると思いますが、私が考えていることは二つです。
1、患者さんが、自分のお口のなかをしっかり把握していないこと。
これは、たぶんにわれわれ歯科医師が、患者さんに十分にお口の現状を説明していないこと、患者さんが、歯に対して、関心がないことが大きいと思います。
2、われわれ歯科医師が、技術を発揮できていない。
すなわち、患者さんが、満足していないということ。
これは、特に義歯治療に言えることで、結果がでると、どんなひとでもコミュ二ケーションがとりやすくなります。
他の治療でも一緒です。やはり、歯科技術を磨くことは、とても重要です。もちろん、ひととして、心のある対応が大事なことはいうまでもありません。
昔は、来院した患者さん、すべて幸せにできたらという思いがありました。しかし、みなさん、価値観、見てきたもの、生活習慣、すべて、違います。思いが強いと自分の悩み、苦しみなります。
大事なことは、たんたんと、目の前のことを一生懸命に取り組むことです。
岩田 健男先生から、聞いた言葉です。
「成熟」のための2条件
1、技術を発揮できるか。
2、ちがう価値観を有する患者さんを包容できるか。
今、困っているひとを目の前にして、よくお話を聞いて、まるごと受け入れて、自分の持てる技術力を発揮して、早期に解決する。ひとのことをどうこういうまえに、自分が光になることの大切さを感じます。
そして、謙虚になることの大切さを感じます。ひとりでは、成功しません。たくさんの方(病院のスタッフ、歯科技工士、たくさんのおかげさま)の協力と患者さんのみずからよくなろうという意思が、成功の鍵になります。
自分はたいしたものではないということを自覚します。
自分が変わることの大切さを知りました。未来に向けて、自分をいかに磨いていくか、向上させていくか、成長させるかということを認識できました。
ひととして、一仕事人として、一歯科医師として、淡々と、いつもニコニコ笑顔でこなす。そういうひとに憧れますし、そうなりたいと日々精進しています。
ひとは、お互いにささえあって、ひととひとのあいだにいるから、人間なんだと思います。
18日(土)の午後、道歯学会の特別講演 「輝きのあるオフィスを求めて あなたの医院は健全ですか?」という題で、明海大学歯学部教授 赤石 健司先生と同じく教授 安井 利一先生のお話があります。
赤石先生の抄録の中に「患者さんの立場から歯科医院選別化」を考える
少し抜粋します。
患者さんの口腔保健状態の把握、維持・向上認識には大きな差異が存在します。この原因は、行政・歯科界のよる永年の国民口腔保健教育の怠慢でもあり、欠落でもあります。
また多様化する国民の全生活部面における価値観・基準の変化にも起因しています。
歯科界における喫緊の課題は「患者さんへの口腔保健教育の拡大深化」であり、「口腔保健という生活部面のプライオリティ(優先順位)向上」といえます。極小化を図る政府の保険診療体制変革に対抗し、国民の広範な支持と共感を得ることこそが最も重要と考えます。
要するに歯科医療は、患者さん、国民ひとりひとりが、より豊かに生活を全うすためにとても大切なもので、歯科医療情報をもっとたくさん供給することが、歯科医療者としての倫理の実践ともいえるのです。
「塾に行かせる前に歯の矯正をしよう」「海外旅行の行く前に歯を治そう」
「車を買い替える前に歯を治そう」「ブランドバッグを買う前に歯を治そう」
「振袖を買う前に歯を治そう」「ゴルフセットを買い替える前に歯を治そう」
これこそがプライオリティの変革なのです。
「差別化」の要諦は他の生活部面との「差別化」であり、近隣の歯科医師との弱肉強食の戦いなどではありません。
歯科医療の価値観、すばらしさをひとりでも多くのかたに知っていただけるよう、自分にできることがあれば、精進していきたいといつも考えています。
歯科医療をこれからも熱く語っていきたいです。
たくさんの方に感謝です。ありがとうございます。

